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振り返ってみると今月はあまりブログ更新してませんね。
色々疲れることが多かったからなぁ。
まぁ、ボチボチやっていきましょう。
まめぞーです。こんばんは。

本格的に夏がきた!って感じです。
毎日、いいお天気で太陽は肌をじりじり焦がします。
そんな夏の日でも夕暮れの中を散歩するのはとても気持ちがいいです。

だんたんと空の色が濃くなっていき、夜と昼が混ざり合う頃。
西の空から視線を動かして行けば、
そこには青から紺へのグラデーションが広がっています。
ふと気づけば星や月が顔を出し、太陽が名残惜しげにその姿を隠していく。

そんな叙情あふれる夕方。
風に吹かれながら、散歩する時間は至福のひとときですね。

この感覚を見事に表している詩に出会ったのは高校時代のことでした。
国語の教科書に載っていたこの詩。

永井荷風訳、アルチュール・ランボオ作「そぞろあるき」


蒼き夏の夜や
麦の香に酔い、野草を踏みて
小道を行かば
心は夢み、わが足さわやかに
わがあらわなる額、
吹く風に浴みすべし。

われ語らず、われ思わず
われただ限りなき愛
魂の底に湧き出るを覚ゆべし。
宿なき人のごとく
いや遠くわれは歩まん
恋人と行く如く心うれしく
「自然」と共にわれは歩まん。


いい詩ですね。
原文では「Sensation(サンサシオン、感覚)」と題されたこの詩。
この詩を読む度に、私の中に夏の夕暮れを散歩しているあの感覚が甦ります。
少しお酒が入って酩酊状態のような、不思議なこの感覚。

Je ne parlerai pas, je ne penserai à rien:
Mais l'amour infini me montera dans l'âme,


われ語らず、われ思わず
われただ限りなき愛 魂のそこに沸き出るを覚ゆべしと訳されたこの部分。

風が吹き、星が瞬く、波の音、虫の声、地面に残る真昼の残滓、
闇の蒼さ、空気のゆらぎ・・・

なんともたまらない、それがここにあるという感覚。
そしてそこに私がいる・・・。

ランボオという詩人はそれを見事に言葉で言い表しています。
私は彼の言葉とそしてこの感覚に酔ってしまっているのでしょう。

やっぱり夏は1番いい季節です。
今年もまたこの感覚を楽しみたいですね。
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